稼ぐために必要なこと

起業して早3ヶ月が経過してしまって焦っている映像制作の渡邉でございます。
今回は自戒の念を込めて「稼ぐために必要なこと」についてお話をしたいと思います。
皆さん稼いでますか？
こういったことを面と向かって聞くと「世の中お金じゃねえぞ！」と怒られることもあります。
特に日本人はあまりお金の話を嫌う傾向が強いので、友人の間でも「給料いくら？」とはなかなか聞きにくいものです。
でも本心は誰もがお金をほしいと思っているし、生きるうえで必要としています。
最近はYOUTUBEでも検索キーワードの上位に「FX」「投資」といった言葉が並ぶようになり、楽して稼ぎたいというのが多くの人の本音なんだと思います。
では実際にお金を稼ぐのに必要なものとは何でしょうか？

この記事の目次

営業力とマーケティング力

お金を稼ぐにはいろいろなものが必要ですが、結局は営業力とマーケティング力に尽きます。
この2つがないと稼ぐことはできないです。
もちろん違法なことや倫理的に反することに手を出さないということは前提にありますが、良い商品やサービスだけでは継続的に稼ぐことは難しいです。
特に日本では技術指向が強いので、作る側や売る側が「これはきっと売れるはずだ！」と思っても思ったほど売れないということがよく起こります。
その後も「この商品のここが良くなかった」「このサービスのこの部分を良くすれば…」と売る側の都合で色々と試行錯誤してしまいます。
実際は営業とマーケティングこそが稼ぐことに必要なんです。

でもこれまでの経験からも多くの会社では営業とマーケティングに労力は割かれていないと感じています。

営業力は行動力

私は１７年近く営業マンをしてきたので営業力とはなにか一言でまとめるとしたら行動力でしょうか？
もちろん会社によっては営業部門があり、多くの営業マンが在籍している場合と私のように個人事業主で全て一人で行わないといけない場合で実際は異なりますが、営業力がある人はとにかく行動力があります。
稼ぐことができている会社、人はとにかく行動力が半端ないのです。
もちろん何も考えずにただがむしゃらに動いているだけでは、いわゆる空回り状態になることもあるので次にお話するマーケティング力と関わってくるのですが最終的には行動できないと成果につながりません。
私が以前勤めていた会社ではキーワードとして「現地現物」という言葉よく出てきました。
「現地現物」はトヨタ自動車から来ている考え方だと記憶していますが、机上ではなく実際に現場に赴き、現物を見て問題の解決を図らなければいけないという考えです。
踊る大捜査線でも「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」という名ゼリフがありますが、それも同じようなことだと思います。

とにかく行動して成果につなげることこそ、稼ぐための営業力です。

マーケティング力は判断力

営業マンとマーケターは本来別の仕事ですが、私は営業と同時にマーケティングに近いこともやっていたのでマーケティング力を一言で表すとしたら判断力でしょうか？
私も映像制作で起業するにあたり、今もマーケティングを勉強中ではありますがマーケティングとは様々な状況を分析して、最後は「これでいく！」と決める、つまり決断をする力だと思います。
もちろん判断をするまでの様々な過程も含めてマーケティングなのですが、色々な情報を整理して判断する力が問われてきます。
このマーケティング力が乏しいと、つい自分本位に物事を考えてしまい自社の商品やサービスにとって都合の良いように勘違いしてしまいます。
原則として商売を上手くやるには、消費者が本当に求めているものを提供することです。
でも多く人（私も含め）が消費者が求めているものではなく、売り手側が提供したいものを売ることがほとんどです。
特に技術指向の強い会社ではそういった傾向が強くなります。
そして本当に求めているものは消費者自身も気づいていないことがあります。
それらをしっかりと見極め、消費者が求めているものを商品化し提供することができれば必ず儲ける事ができます。

そのためのマーケティング力、判断力が稼ぐためには必要になります。

まとめ

これらのことは色々な本や、YOUTUBEでも語られています。
でも実際にこれらを実行するには難しいからこそ、稼ぐことにつながっていないのだと思います。
しかし営業力もマーケティング力も自分自身で実行することができます。
外部要因など自分ではどうしようもないことも沢山ありますが、この二つは自分が行動すればできてしまうことなのです。
今回は自分自身を奮い立たせる意味も込めて、営業とマーケティングについて書いてみました。

先日商工会議所から定期景況調査の結果がメールで配信されました。
業種によって上向きな見込みが見られたものの、全般的に人不足で特に中小、零細企業では厳しい状況が続くとありました。
その中でも稼ぐ人は稼いでいます。
営業力とマーケティング力で今の状況を打破していきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。