動画制作を始めようと思った時にカメラを買わなくては!と思う方は多いですよね。
しかしどんなカメラがいるのか?あの有名YOUTUBERは使っているカメラは?と調べていくうちに動画用のカメラってそんな高いの!?とわかるはずです。
しかもミラーレスカメラ、ハンディカメラ、アクションカメラなど種類も多く、ミラーレスカメラにいたってはレンズが別だったりわけがわからなくなります。
用途に合わせてレンズを交換したり、映画風の映像が撮れたり魅力も多い世界ですが高価な物だけに躊躇するのが普通だと思います。

もっと気軽に動画を始めたい、スマホでいいんじゃ?という方に動画制作に高価なカメラが必要なのかをお伝えします。

スマホで十分キレイな映像は撮れる

結論から言えば今はスマホで十分キレイな映像は撮ることができます。
最近の機種では4Kで撮ることができますし、カメラアプリで背景をぼかしたり、映り込んでしまった被写体を消しゴムツールで消したりもできます。
具体的な使用例として下のAppleの新製品発表イベントの映像はiphone 15 Pro Maxで撮られているとのこと。(もし気になる方は冒頭3分程度見てみてください。iphoneで撮っているとは思わないですよね)


もちろんAppleのイベントなのですから自社製品を使っているわけですが、皆さんもiphoneを使っている方は多いと思います。(iphone以外のスマホでも十分キレイに撮ることができます)

では映画やTV、YOUTUBEではスマホではなく、なぜ動画用のカメラを使用するのでしょうか?
たくさんの理由がありますが、いくつか分かりやすい理由を挙げてみます。

スマホは暗いところが苦手

夜や暗い室内で撮ろうとすると、ピントが合わなかったり画質が粗くなった経験はありませんか?
スマホが苦手な場面の一つに暗い所での撮影があります。

最近は暗いところの撮影に強いスマホも出てきていますが、動画用のカメラと比べるとまだまだ弱いと思います。
もちろん動画用のカメラでも暗い場所というのは画質が粗くなりがちですが、高性能なカメラというのはこの暗い場面でもきれいに撮れるものが多いです。
(詳しく書くとセンサーサイズとかレンズのF値とか、難しい用語が並ぶので割愛します)

暗いところでもきれいに撮影するには、一つは照明をつけることです。

Appleの動画でも照明を使っていますよね?
普段みなさんが見ているYOUTUBEでも照明を使っている場合がほとんどなのです。

スマホは手持ち撮影が苦手

いわゆる手ブレが起きやすいということです。
これは動画でかつ、動きながら撮影すると手ブレが起きやすいのですが、動画用のカメラは手ブレ補正機能付きのものがほとんどです。

手ブレがひどい映像だと見ていて酔ってしまうので、しっかりと手が動かないように撮ることが必要になります。
もしくは手ブレを抑えてくれるジンバル・スタビライザーがあるのでそういったものを使うと格段に安定した映像が撮れるようになります。

Appleの動画でも本格的なジンバルを使ってiphoneで撮影してますね。
あそこまでのものを使ってiphoneで撮ることはほとんどないと思いますが…

スマホは音を録るのが苦手

スマホは録音にはあまり向いていません。
映像のキレイさに音は関係ないのでは?と思われると思いますが、動画は映像と同じくらい音が重要になります。

YOUTUBEなどで何を言っているか聞きづらかったり、周りの音が騒がしかったりすると内容が入ってこないですよね?
動画において音はすごく大事なんです。
その点スマホだけでは音がうまく録ることができません。
動画用のカメラでは外付けマイクを付けたりすることで声や周りの音もキレイに録音しているのです。

スマホ用の外付けマイクもあるのでそういったものを活用するとよりクオリティーが高くすることができます。

高価なカメラなら何でも撮れる?

では何十万円もする高価なカメラであれば誰でも簡単に撮れるのでしょうか?
答えは「撮れない」です。

誰でも簡単に、手軽に撮れる機材はスマホと言っても過言ではありません。
まずあの大きさですし、常に持ち歩いているので撮りたい時にすぐ撮ることができます。
そしてSNSとの相性もいいので、簡単にアップロードすることもできます。

反面高価なカメラはどのレンズをチョイスするのか、どのモードで撮るのか、正直扱いは簡単ではありません。
しかも記録メディア(SDカード)など他の出費も多く手を出さなきゃよかったと後悔する方もいるのでは…?
なによりスマホと比べて大きいし重いので、そもそも持ち出さなくなることも十分考えられます。

もちろん映画やTV番組はスマホで撮られているものは少ないですし、何百万、何千万とする機材が使われています。
でもYOUTUBEなどSNSでは画質よりもコンテンツの中身のほうが重要になるので、はじめはスマホを中心に動画撮影するので十分だと思います。
無理に高価なカメラを買う必要はないということです。
スマホでは撮れないと感じたら、カメラの購入を検討しましょう。

まとめ

動画制作に高価なカメラは必要か?
個人的な答えとしてはまずはスマホで十分。
スマホでは撮れないと感じたら動画用のカメラを調べてみる、がおすすめです。
動画撮影を業務上行うという方、もしくは部類のカメラ好きという方でなければ宝の持ち腐れとなってしまう可能性がありますので…

もし仕事で動画を撮らなければいけないがカメラが無いという方、まずはスマホのカメラ機能を信じてチャレンジしてみましょう。

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